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カナダ出張記 その4

7月16日、Canadian Fishing Companyへへ
一日100tのイクラは日本に向けて

今日は加工品工場をいくつか回ります。とてもお天気が良く、気持ちのいい日でした。まずはバンクーバーにあるCanadian Fishing Companyへ。会社のマスコットはあのウォルトディズニーがデザインしたものだそうです。 ここはニシン・数の子・サーモンの加工を行っている缶詰工場で、1日の処理量 は450tとのこと。漁の管理も全てコンピューターで行っており、各漁船の漁獲量 なども全て分かるようになっています。数の子の腹出しもマシーンで行っていて、100t/dayのほとんどが日本向けのものだそうです。数の子を食べるのは日本人くらいのようですね。サーモンの缶 詰は240缶/分×9ラインで作っていました。日本ではプルアップタイプの缶 詰がほとんどですが、コストが高いため缶切りであけるタイプのものが多いそうです。 次にATCの本社、Bella Coola Fisheries Ltd(Canadian Fishing Companyの次に処理量の多い缶 詰工場)にむかい、最後に海洋フーズのスモークサーモンを作って頂いている原田さんの工場Luxury Smokers Ltdへ行きました。常にきれいな工場で、工場の方もとても感じのいい方々でした。

スモークサーモンはHOTとCOLDの2タイプあるそうで、HOTは80℃の高温で短時間でスモークするタイプ、COLDは低温でじっくりスモークしていくタイプに別 れます。HOTは高温で急激にスモークするため、硬めになりますがCOLDは柔らかいのが特徴です。海洋フーズのスモークサーモンは後者のCOLDタイプです。最近は養殖物のスモークサーモンがほとんどですが、LUXURYではカナダ産の天然紅鮭を使用しており、水揚げしてすぐにスモーク加工するため鮮度は抜群です。現地加工のため、凍結も1度きりなのでおいしさの違いは歴然としています。また、天然そのもののおいしさを損なわないため、着色料や保存料は一切使用していません養殖とは違ったあっさりとした脂肪と身色の鮮やかさ、深い味わいはS社のI社長様にもとても好評で、すぐに業務用で検討したいとのお話を頂きました。

工場見学が終わった後、原田さん自家製のワインや採れ立てのブルーベリーなどを御馳走になり大満足の一行でした。

 

カナダ〜興味深いさまざまな店鋪の見学---オーガニックスーパーでは日本食が人気

その後、カナダのスーパー回りをしました。

まずオーガニックスーパーCapersへ。非常に珍しい商品が色とりどりに並んでおり、すごく楽しめるスーパーでした。野菜、果 物、肉、魚、コーヒーなど全て量り売りとなっています。少量でも買うことができるので非常に便利だと思いました。お豆腐や味噌、昆布なども置いてあり日本食はオーガニック愛好家から非常に好評とのことでした。また、ゴミの分別 が非常に細かく分かれていて、ペットボトル・瓶などの仕分けは当然ですが、1L以上、1L以下の容器などにも別 れていました。

次にURBAN FAREという6:00〜24:00までオープンしているスーパーへ。日本でいえば紀ノ国屋さんのような高級スーパーで、各国の珍しい食材が並んでいました。店内も非常におしゃれでティスプレイも非常にきれいにされています。

 

その後、グランビルアイランドというダウンタウンの近くにある巨大なショッピングモールへ。600m×400m程度の小さな島全体がモールになっています。

 

その一角にパブリックマーケットがあり、非常に活気のある場所でした。建物は古いのですが魚や肉、果 物も豊富で年末のアメ横のような雰囲気がありました。1日では回りきれないくらい興味深いお店がたくさんあり、時間があればもっと面 白いお店が見つけられたのではないかと思います。

 
 

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